普通の子供がジュニアゴルファー化する3つのポイント

2017年6月27日

おすすめグッズ ゴルフ ジュニア育成 考え方

t f B! P L
小学生からゴルフをする子供。
統計データがないのでわかりませんが、
少なくとも自分が子供だったときより
増えたと思います。


漫画の「あした天気になあれ」を読んで
主人公の向太陽くんに憧れたものの、
サラリーマン家庭に育ったパパの
小学生時代は、ゴルフをする機会を
作るのは難しかったなあ。


当時は小学生がゴルフをする機会なんて
全く見当たらなかったもんなあ。


今は、小学生大会も充実しつつあり、
小学生がゴルフをできる機会は
増えています。


親が協力すれば、本格的な
ジュニアゴルファーの育成が
できる環境が整いつつあります。



一方で、宮里藍選手や石川遼選手に
憧れた世代が大人になりはじめ、
むしろ、直近の小学生大会が少し
元気を失ってる面もあります。


個人的には、もっと裾野が広がり、
ジュニアゴルファーが増えて
ほしいなと思っています。



ゴルフは、野球やサッカーと
違って、日常生活の中で勝手に
興味を持つようなスポーツでは
ありません。


ちょっとでも子供にゴルフを
させたいと思う親御さんがいたとして、
このブログが少しでも参考に
なったらいいなと、毎日書いてたり
します。



普通の子供がジュニアゴルファー化
するにはちょっとしたコツが必要です。


うちの息子や周囲の
ジュニアゴルファーを見ていると、
いくつかポイントがあると思います。


今回は3つに絞って書いてみたいと
思います。



1 本人のエネルギーを大切にすること
2 自分以外の協力者を増やすこと
3 練習環境の協力者を増やすこと



まずは、本人のエネルギーを大切にすること。


最初の意識の芽生えは大事。
ゴルフ以前にパパが子供にとって
興味深い存在であることは結構重要です。


ウチの場合は、パパは、必ず
面白いところに連れて行ってくれるという
思い込みが息子にありました。



その中で、面白いところに行くよ、
という予告とともに、練習場に行きます。



ゴルフをする大人が多く並んでいる。
そこで、パパも打つ。



楽しそうに打つ。
これがポイント。



いつも面白いことを提供してくれるパパが
面白そうなことをしている。



で、最初のひとことを待ちます。



「やってみたい」



このひとことを引き出すために、
何度も練習場に行くのもありだし、
テレビのゴルフ中継やゴルフ番組を
面白そうに見るのもいいと思います。



最近やってたアメトークの
ゴルフ楽しい芸人なんかは、
ゴルフ人口を増やしてくれそうな
嬉しい番組でした。



「やってみたい」のひとことを獲得したら、
次は実行です。



クラブを持たせて、打たせる。
クラブはなんでもありですが、大事なのは、
少しでも当たってボールが前に行ったら、
感激を表現すること。



アドラー心理学的に言う、勇気づけが
大切。



とにかく、いちいち感動と喜びを表現。


振れた〜。
当たった〜。
いい音した〜。



周囲の目は気にしてられません。
親バカと思われようが、感動を表現。



できれば、最初からある程度打てた方が
いいので、ジュニア用の体に合ったクラブが
あった方がいいと思います。



「やってみたい」のひとことの後に、
「ジャジャーン、実は、○○専用のクラブを
用意しといたよー」
とかやると、特別感が増して、
一気に夢中になる方向へ行けます。



うちも、最初にクラブを手に入れたときは、
息子のテンションがMAXでした。




軌道に乗るまでは、とにかく、本人の
エネルギー重視。


声のかけ方は、基本ポジティブに。
うまく行くことが最大のエネルギーに
なることも多いので、飛んだら一緒に
喜び、分かち合う。
空振りしたら、一緒に笑う。


とにかくある程度打てるようになるまでは
本人の前向きなエネルギーが出るように
声掛けです。


うちの息子の場合は負けず嫌いだったので、
試合もエネルギーになりました。



これは、劇薬で、最初の試合ではハーフ81を
打って、もう辞めると言うかなあと思いきや、
練習を頑張るようになりました。



お子さんによっては、心が折れてしまうかも
しれないですが、少なくとも家族が信じる
ことが大切。


普段の練習でゴルフの楽しみを定着。
試合ではうまく行かなくても受け止められる
準備をしておいて突撃。


まずは初心者にも優しいところから。
ショートコースでジュニア向けのイベントを
やっていれば、そこから。


うちの息子が参加したUS Kidsも
デビュー戦としてばオススメです。
年代別に適正距離の設定になっているのと、
1ホール10打まででカットされるので、
そんなに迷惑がかかりすぎません。



当時を振り返ると、親のプライドが
1番邪魔になるのかもとも思います。


小さい頃に一緒に始めたけど、
いつの間にかいなくなってしまった
子どもたち。


だいたい、うまく打てないことを
責められて、いなくなってしまった
ように思います。



我が家でも、時々息子と喧嘩に
なることもありましたが、そんなときは
だいたいこちらの声掛けが間違ったとき。
マナーとかの指摘は当然するんですが、
タイミングや言い方も重要。


特に、本人が真剣に取り組んでいるときは
その姿勢だけで十分。
それ以上に貴重なことなんてないかも
しれません。



周囲も暖かく見守ってくれることが多いので、
自分の子供のミスには優しく接して
勇気づけるのがポイントだと思います。



子供のエネルギーがMAXになると、
練習量が増えます。



小学校入学前は、パパと週1ゴルファーだった
息子でしたが、試合で勝ちたくなると、
練習量が増えてきます。



徐々に練習量が増え、平日も行くように。



そうなると協力者が必要です。
これが、2つめのポイント。



我が家は、幸いにしてママが理解してくれました。
最初はおじさんたちのつまらない趣味に
巻き込まれた感じでしたが、
息子の真剣な姿勢に段々心打たれていきました。



自分の子供が真剣に取り組んでいるという
前提があって、はじめて協力者も
得られます。


祖父母の協力なんかが得られると強いです。



我が家の場合、パパは普通のサラリーマン
なので、どうしても協力者が必要。



口べたで、ちゃんとお願いのできない
パパですが、協力してくれるママへの
感謝の気持ちは強く持ってます。


この協力がなかったら、ここまで
できなかっただろうなと思います。



ジュニアゴルファーの中には、
ゴルフ好きな方に協力してもらっている
方も。


そういう意味でも、練習場での周囲との
コミュニケーションは重要。
どこかで助けてくれる人に
出会えるかもしれません。


ママからもコミュ障と評されるパパは
大人の人見知りなので、コミュニケーションは
ママにお任せ・・・。


いつも、ごめんなさい。。。


試合の時も、端っこの方で見てるのは、
単に人見知りなだけです。。。
話しかけられたら、ちゃんと話します。。。


結局私立に行かなかった息子ですが、
中学生以降はゴルフ部に入った方が
協力者を得られやすいのは確かです。


公式戦は基本的に顧問の先生が
引率してくれますし、普段の練習も
お任せできます。


我が家は、ママがいるので
どうにかなってますが、これで
ゴルフに理解が得られてなかったらと思うと。。。


無理だったかも・・・。



3つ目は、練習環境。
ここも協力者が必要です。
ジュニアに対する温かい目を持っている方は
増えてきたように思います。


パパが小学6年のとき、家から一番近い
(と、言っても自転車で15kmくらい)
ゴルフ場だった鷹の台CCに行って、
プロゴルファーになりたいので、
働かせてください、と言ってみたものの、
丁重に断られるという。。。


今でこそ名門と理解していますが、
当時はよくわからず突撃したなあ。


我が家では、家から最も近い
ショートコースに通いつめ、
メンバーになり、子供が毎週のように
情熱を見せ、いつしか社長の目に
止まるところとなり、試合の報告を
しているうちに仲良くなりました。



やはり、芝生で練習できる環境は重要。
子供が感覚的に掴んでいける
フィールドがあると有利です。


子供も飽きずに練習に打ち込みやすくなる
芝生の練習環境。


余裕のある家庭であれば、
松山英樹選手のお父さんのように、
メンバーとなったコースの
アプローチ練習場で一日練習させて
おくのも一つの方法。


自宅に庭があるなら、芝を植えるか
人工芝を敷くのもひとつの方法。



我が家はマンションなので、
パター練習用の人工芝マットまで。


とはいえ、廊下に長く敷いて、
10mまでの距離は練習できるように
しています。


さらに、アプローチ練習用の
専用ボールを入手。


日常の中でボールを打つ
練習を取り入れています。



それだけでも、かなり差が出ると
思います。



そんな練習ができるのも、
子供がゴルフへのエネルギーを
持っているから。



根本的なエネルギーがないと、
練習環境も行きません。


順番は、あくまでも・・・


 1 子供のエネルギー
 2 協力者の賛同
 3 練習環境の整備


だと思います。



1人でも多く、ジュニアゴルファーが
増えたらいいなあ。


奥が深くて、自分自身を鍛えられる
面白いスポーツ。


自己責任の世界は子供にとって
辛いかもしれないけど、だからこそ
親がサポートしながら自立を
促せる。



ゴルフへの第一歩、心からお勧めします。



自宅のパターマットは
5年以上スーパーベントの5mを
使用しています。


掃除機をかけ続けて、9フィート
だったマットは11フィートへ。
長年使って、仕上がってます。


これを2本つなげて10m。
防音仕様でマンションでも安心。
ゴロゴロ音もありません。






アプローチは、家で遠慮なくできるように、
しかも、本物の感覚に少しでも近いように。






子供の気持ちが向いたら、
必要なものを整える。


そんな感じでここまでやってきました。






◇ジュニアゴルファーの推薦図書

ジュニアゴルファーのやる気スイッチを入れる漫画
ジュニアゴルファーを育てるための愛読書

息子のゴルフ用具

GEAR(使用クラブなど)、小学生時代からの過去分もまとめました
愛用の練習器具など

これまでの軌跡

これまでのゴルフ戦績
5歳から12歳まで、スイングの変遷

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