息子が中1になった今だから思う、小学生ゴルフで勝つ方法

2017年6月9日

ゴルフ 考え方

t f B! P L
おそらく、あと半年もしたら記憶が更新
されて、今思い出せることが頭の中から
消えてしまうような気がして、書くことに
しました。



小学生ゴルフ、息子は勝ちたくて勝ちたくて
でも、いつも負けては泣いていました。



昨年の夏、関東小学生ゴルフ大会で優勝。
下馬評からすれば、番狂わせ。
親もビックリしました。



実力は足りなかったと思うけど、噛み合えば
勝てるレベルにはなっていたという
ことなんだと思います。



上手な選手が集まる大会で勝つことは難しく、
当日の流れや運で結果は大きく変わります。



とは言え、勝つ可能性のあるポジションに
行くための方法はあるように思います。



小学生ゴルフで勝つことにさして意味は
ないかもしれません。
うちの息子の場合は自信になった部分は
大いにありますが、過信となった面も
あり、全国大会では26位に沈みました。



その後も勝った自分への期待が大きく
なりすぎて、バランスを崩していたと
思います。



この春から、フルバックティーでラウンド
するようになり、ようやく自身の実力を
測れるようになって、謙虚さも戻ってきました。



勝てるかどうかは時の運が左右するとして、
上位争いをすることができる緊張感は、
貴重な財産です。



勝てない試合ばかりを経験している息子
ですが、しびれる場面を経験して、徐々に
強くなっているようにも思います。



さて、小学生ゴルフで、勝つ方法。



それは、親が「コミット」することが
絶対条件だと思います。

ライザップかよ。。。

大事なのは「親の」コミットです。



強い小学生ゴルファーは、軒並み親御さんも
すごいです。
何かしらのスゴみをみなさん持ってます。

私は、ワイワイ話すのがちょっと苦手な
ところもあって、会場でコミュニケーション
取れないことも多いですが、いざお話すると
それぞれ魅力的な親御さんばかりです。



基本的にみなさん、子供のプレーを
見るのが好き。


私も、相当好きですが、時々、そこから
見るか?という場所でも、強い選手の
親御さんとは遭遇したりします。



そんなときは、勝手に親近感を持ったり
しているわけですが。。。




そして、勝っている小学生ゴルファーの
親御さんは、子供のポテンシャルを絶対的に
信じているように思います。


なんやかんやと指摘をすることはあっても、
根本的には自分の子供はできると思っている。




技術論の前に、そもそもの信頼関係の
インフラ(基盤)がなければ、選手は
ゴルフに前向きになりづらい。



信頼のインフラができたら、今度は体。
発育が良いほうが、当然ながら有利です。
これも、大切なインフラ。



寝て、食べて、遊ぶ。



そんな子供の基本的なエネルギーを邪魔せず、
どんどん後押しすることで体は大きくなる。



うちの息子は、そこが弱くて、体はずっと
標準的なところから少し小さめな感じで推移。
特に低学年の間は、体の大きさは圧倒的な
差になるし、生まれ月による差も大きく
なります。


もっと食べさせておけばよかったなあ。。。




信頼のインフラ、体というインフラができたら、
道具を準備。



ここは考え方が別れるところだと思います。
小学生の間は、そこまでシビアなショットが
求められるわけではありません。



現実に、うちの息子はジュニア向けのクラブ
であるUS Kids Golfのアイアンで勝って
しまいました。



ただ、ドライバーの飛距離の差は、大きな
差になると思います。


小学6年生の試合で勝つには、200ヤードは
欲しい。320〜350ヤードのPar4でセカンドを
アイアンで打てるかどうかは大きく違います。

大きな大会になれば、グリーン前のバンカー
が気になったり、砲台グリーンが多く
なったりします。



我が家の場合は小学5年生のタイミングで
レディースではありますが、大人用に移行。

本当は、体に合った長さのジュニアクラブで
押し通したかったんですが、断念しました。



ドライバーだけは、長いものを使わざるを
得ませんでした。



道具が揃ったら、技術です。



技術と言っても、小学生の間はそれほど
高度なことは必要にならないと感じました。



ショットは特に単純。
とにかく、真ん中に打っていけば、なんとか
なります。


多少曲げても、小学生はそこまで飛ばない
ので、OBになりません。



大事なのは距離感。
各クラブで自分がどれくらい飛ばせるのか
把握して、まっすぐ打てれば大丈夫。



子供の感性は鋭いので、レーザー距離計で
計測し、正確な距離を教えて、感覚を
研ぎすませていく。


相応の指導者の元で、球数を最低限打てば、
ショットは必ず水準に達するんじゃないかと
思います。


感覚としては、週5回以上、150球/回以上
打つことができれば、勝つ可能性のある
レベルのショットは打てるようになると
思います。


練習場でも、何を狙うかはハッキリさせた
方がいいと思います。


いい意味で子供を煽ることも重要かも
しれません。

この辺も親がコミットすべきこと。
できれば、練習中はずっとそばにいて、
信頼のインフラに基づきながら、
何かしら声をかけ続けた方がいいと思います。





最も重要なのがショートゲーム。



アプローチとパターで上位に常に
入れるかどうかが決まります。
必須条件だと思います。



ショットはそんなに見劣りしないのに
結果が出ない小学生ジュニアがいたら、
大抵ショートゲームに問題を
抱えてるんじゃないかと思います。



特に、強い小学生プレーヤーは
ショートパットを滅多に外しません。



アプローチも1パットのチャンスのあるところに
寄せてきます。



そういう意味では、ショートコースのスコアが
本コースのスコアに直結するのが小学生ゴルフの
大きな特徴かもしれません。



うちの息子も、長らく近所の
緑ゴルフコースにお世話になっています。



緑ゴルフコースで、アンダーパーを
コンスタントに出せるようになった頃、
本コースでも70台で回れるように
なっていきました。




 1 信頼のインフラを築く
 2 体を作る
 3 適切な道具に助けてもらう
 4 ドライバーは200Y以上飛ばす。
 5 ショットは最低限まっすぐ飛ぶように
 6 距離感重視で練習
 7 ショートゲームに、磨きをかける。



飽きずにショートゲームを練習できる子は
強いなと思います。
試合会場でも、上手な子が集まるといつまで
でもショートゲームを一緒に練習する姿を
見ます。


それから、当日の声掛け。
試合当日は弱気にならないように。
かといって過信しないように。


ほどよい緊張感を保てることが大切。



なかなか制御が効かない小学生。
だからこそ、親のコミットが必要だと
思います。



小学生には小学生の難しさがあり、
中学生もそれなりの厳しさがあります。


これからもいろんなことが起こるけど、
時々振り返りながらも、前に
進んでいければと思います。




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