ゴルフ界の未来は加速度的に変わっていくはず

2018年6月2日

ゴルフ振興 考え方

t f B! P L
日本は先進国の中でも、世界中で
例を見ない課題を抱えてます。


前例がないので、対処するには
0から考えるしかない。



そのひとつが人口の減少。


仕事でも関係があるので、
1年ほど前に出た書籍ですが、
「未来の年表」を買ってみました。









衝撃的な事実がいくつも紹介されてます。


2024年は、うちの息子が20歳に
なる年ですが・・・


「団塊世代がすべて75歳以上となり、
社会保障費が大きく膨らみ始める」



その前の年、2023年は・・・


「団塊ジュニア世代が50代となり、
企業の人件費はピークを迎える」








この状況になったら、企業は
メセナとして文化を支える力が
弱くなってしまうでしょう。


当然ながら、ゴルフへのスポンサードも
弱くなっていくはず。



とはいえ、人々の楽しみとしての
ゴルフは継続してほしい。



継続できる方法を考える必要があります。



人口減少に伴う、趣味娯楽の世界の
自然淘汰は進んでいくと思います。


その中で、ゴルフがどう生き残るか。



日本の再生と組み合わせて考えたい。



ゴルフと親和性が高いのは地方。
広い土地が必要なゴルフは、
地方との親和性が絶対的。



東京一極集中緩和との組み合わせが
肝になると思います。



ゴルフを組み合わせて魅力的な地域を作る。



決め手となるかもしれない方法が
語られています。



「日本版CCRC」

CCRCは
「Continuing Care Retirement Community」
だ、そうです。



アメリカでは大学と連携したCCRCが
広がっているらしく、リタイアする前の
元気なタイミングから地方へ移住。



大学のキャンパスで大学生活を
送りながら、老後に備える、と。



それだけだと、なんだか魅力に欠けます。。。



職住近接もひとつの魅力付けに
なるかもなあ。




ここにゴルフを混ぜられないかな。
今や、仕事自体はどこにいても
やりやすくなってきました。



物流網さえあれば、ネット通販で
生活に必要なものは手に入ります。



大学が地方拠点の軸になるならば、
それもあり。
情報の流通を大学中心に行う。


一流企業や先端企業で働いていた
早期リタイヤ組が、日本のみならず、
世界の先端的な情報を大学を軸に共有、
交換し、若い学生にも還元する。


地方発信の起業を促進する税制や
法制度整備が進めば、地方も活性化。
業種ごとの企業村を作れれば、
活性化も進みそう。


その人がいるなら行きたいなと
思える身近な人、いわゆる
インフルエンサーが移り始めると
いいのかもしれないなあ。


東京一極集中から地方創生へ。



さらに、筆者の河合さんが
主張するように、24時間社会を止め、
ワークライフバランス型の生活を
しつつ、世界や東京の先端的な
情報を得ながら生活できる。



そんな地方が作れたら、いいのかも。



自分自身も50代までカウントダウンが
始まっています。


若い人の地方移住は目立つけど、
キャリアピークを少し超えた
タイミングでの移住を流行らせるのも
ありなのかもしれません。



今の40代、50代は、話していると
柔軟な考え方の人も多い気がします。



うーん。
地方に拠点を構えるの、悪くないなあ。
今はまだ、東京だからこそできる
仕事があるので、目の前にある
問題を解決したいけど、
それを一段落させたら、考えてもいいかも。




東京で欲求を満たそうとすると、
高い報酬が必要だけど、
地方で暮らせば、そこまで必要ない。



しかも、日本全国や世界を相手に
ビジネスすることは、今ならやりやすい。



人口が減っていったら、いくつか存在する
ゴルフの団体も整理が必然。
ゴルフ場も整理が進んでいきます。



今回取り上げた書籍で書かれている通り、
都道府県も整理されるのが自然。


整理された地域ごとに各大学を拠点とした
創生を行う。
それぞれの地域でミドル層が活躍できる
地方を作り、趣味としての
ゴルフをしやすい環境を作る。


ゴルフが上手くなってきたら、
競技に参加し始める。



それぞれの地域での上位者が
さらに広い地域のカテゴリで
上位になれば、全国への道が開かれる。


これは、プロもアマも混ぜた
オープン競技としてのナショナルオープン。


ナショナルオープンの勝者は、
世界選手権へと進出。


という、年に1回の大きな楽しみ。



身近な人が全国レベルや世界レベルで
活躍したら興味も増すと思うし。



この裾野を身近なものにしたい。



誰にでもチャンスがあり、
地方からでも勝ち抜ける。



リアルなゴルフ場での勝負は
もちろんのこと、バーチャルマシンでの
全国競技をオフィシャルな協会が
主催したっていいはず。



課題先進国の日本が進める取組は
後続の他の国々も注目しています。



地球の資源は有限。
必ず、人間の社会が足踏みする時が来る。
もうすでに、来てる。




その時に日本がやっている取組は
必ずベンチマークされます。



今でも日本の鉄道が世界中を
走っているように、日本人の
技術で高層ビルを建てたりするように、
人口減少の中での工夫が
輸出される時が来ます。



その発信が地方に分散されれば
日本はもっと強くなる。



そんな希望を持ちました。








さて、今日は相模カンツリー倶楽部に
でかけた息子。



電車で向かいました。



自力でゴルフ場まで行けるように
なって、親は楽ですが、ちょっと
寂しい。。。



うーん。
見に行っちゃいそう。。。



いや、ここはぐっとこらえて、
仕事しよう。。。。






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