どれくらいになるんだろう?
宮里藍選手、石川遼選手以降、
爆発的に増えたジュニアゴルファー。
その前には、タイガー・ウッズが
世界的にファンを増やし、ジュニアも
増やしました。
ジュニア育成に長く携わった方の
話は、それぞれ含蓄があって面白い。
先日のショートコース選手権で
優勝した横尾要選手のスピーチ。
若手の中で、スコアを改ざん
してしまうプレーヤーがいると
話題にされてました。
スコア至上主義になると、
手段を選ばなくなってしまうこともある。。。
The First Teeの古屋さんも、
スコア至上主義への警鐘は
繰り返し鳴らしています。
これは、育成の過程で重要なことで
優先順位の高い問題です。
最優先だと思う。
次に、怪我の問題。
有望なスポーツ選手の多くが
怪我を理由に競技から離れてしまいます。
ゴルフは、特殊な動きを繰り返す。
だからこそ、体のケアが必要。
我が家でも、ここの優先順位は高い。
少しでも体に異常があったら
練習もやめた方がいいし、
できるだけ普段からストレッチを
重要視して、続けるようにしています。
その上での技術。
ここのリテラシーを高めないとな、
と思っています。
まだまだわからないことだらけ。。。
そんな中でも、最近思うこと。
大人向けのゴルフの指導と
子供向けは違うだろうなと
思うようになってきました。
ジュニア期からの指導が
繰り返されている野球が
参考になります。
中学、高校時代にスライダーを
投げるか?
Numberの記事が参考になります。
山本昌「中高生にスライダーは危険」大谷・マエケンは投げなかった。
記事中、参考になったのは、
高校野球の指導者が大谷選手や前田選手の
フォームを見て、スライダーを
投げさせないようにした、というところ。
それぞれの個性を踏まえた上で
だと思うけれど、横ぶりになる傾向を
見抜いてスライダーを止めるという判断。
勝つにはスライダーがあった方がいいのに、
それを止めてでも、フォームを正しく
することを優先している。。。
野球の世界では、長年子供を指導してきた
ベテランの指導者が自ら考えつつ、
周囲にも多くのサンプルがある中で、
リテラシーを上げています。
さて、ジュニアゴルフはどうだろう。
自信を持って、怪我をさせず、
将来に向けて最良と思える選択を
それぞれの個性に合わせて指導できる
と言い切れる指導者がいるだろうか?
そう簡単なことではないと思います。
何より、ジュニアゴルファーは
野球少年に比べて、数が少ない。
参考にするサンプルの数の絶対数が
少ないから、どの方法が正しいのかの
検証が十分じゃないと思います。
体の質、技術のキャッチアップの早さ、
性格(これが1番厄介かも)、個性も
様々です。
息子のジュニアゴルフ友達も個性派揃い。
それぞれの強みを生かして戦っている
姿は、いつも頼もしい。
将来も楽しみではありますが、いつも
それぞれのジュニアが工夫して、
自ら考えてコースと対峙している
今の姿も見ていて飽きません。
育成と成長と、その結果があって、
いろんな人の成長から指導者が学び、
選手の個性が引き出されていく。
新たな理論や方法論が生まれ、
古い考え方が淘汰されていく。
その過程で成功したり失敗したり。
多くの積み重ねの結果、育成する側の
リテラシーも上がっていくんだろうな。
さて、息子。
昨日はサザンゴルフガーデンへ。
ドリル中心の1時間。
ほとんどドリルで過ごしたみたい。
時間がなくなって、ドライバーは
1球だけ。
プロの指導を受けたことを自分なりに
咀嚼しながらやってるみたいです。
成功しても失敗しても、
自分なりに試して、
真剣に取り組んで、
悔しがったり喜んだりすることが、
今、息子がゴルフに取組む意味だと
思います。
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