ゴルフも身体特性&能力重視へ?勝つ理由とは?

2019年9月3日

考え方

t f B! P L
プロスポーツ選手について
語るときに、身体特性や
能力について語られることが
多くあります。



勝ったスポーツ選手について
強さの理由を結論付けたくなるのが
見ている側の性です。



常に運動会で1番だったエピソード。
小学生ではソフトボールで
活躍していたストーリー。
高校時代にご飯7杯食べて
体を大きくした逸話。



きっと、それが活躍の基礎に
違いないと、見てる側は
思いたくなります。



確かに、スポーツとなれば、
身体能力は活躍の基盤として必須。



我が家でも食育重視してますし
近々、ちょっとした食事改善も
取り入れるかもしれません。



その話は、また別で。





100m走のような、短距離種目は
特にポテンシャルが大事。



足が速い、ということについては
生まれもっての特性や能力は
かなり大きく影響しそうです。



もしかしたら、本人が速くないと
思い込んでいるだけで、
やり方、鍛え方次第で、
特性や能力の差を埋めることは
できることもあるかもしれませんが。



自分の見えている景色のなかでは
幼稚園や小学生の時に
圧倒的に速かった子たちが
さらに上のレベルで集まって
代表選手になっていく。



短距離走に大きな下克上は
起こりづらいイメージがあります。



野球やサッカーも同じように
身体特性や能力が重要視
されます。



クラスや学年で体力テスト
上位だった子たちが、
運動能力を活かして、
部活動で活躍する。






そうなると…


  ・背が高い
  ・足が速い
  ・力が強い
  ・持久力がある
  ・柔軟性が高い


身体特性、能力が高い子が
優位となっていきます。



少なくとも、最低限これくらいは
という足切りラインが、
上の世代に行くにしたがって、
上がってきます。



これは、少し横道にそれますが、
発育の差によって小学生から
中学生まで活躍した子が、
その後普通に集団に飲み込まれるのは
よくある話。



いずれにせよ、身体特性や能力が
スポーツ選手の足切りラインとして
存在することは疑いようが
ないと思います。



ゴルフはどうか?



身体特性や能力への依存度は
少し下がると思います。



足が速いと飛距離が出る
という話はあって、
実際KGAのジュニアたちを
見ているとその相関は
ありそうです。



でも、その一方で、必ずしも
身体特性や能力が優位とは
言い切れないけど、
上手なプレーヤーは
相当数存在します。



身体特性や能力が高い方が
有利な「傾向」までは語れても
それが「条件」にはならないと
思います。



先週の男子ツアーで優勝した
比嘉プロ。



身長158cmかクローズアップ
されていますが、高身長が
有利という「傾向」に逆らい
見事に結果を出しました。



ゴルフは複合的な要素が
絡みやすいスポーツ。



カーリングが、より戦略性や
精神性を要求するのと
同じように、考えることや
精神状態が大事なスポーツ。



身体特性や能力は大事で
足切りラインとして一定の
レベルは活躍するためには
必要であるけれど、
その他の能力の割合は
サッカーや野球に比べると
3倍くらいはある感覚です。



脱線しますが、今年の高校野球。
近江高校の林投手。
身体特性や能力以外の力が
光ってたなと思います。


ストレートは130km前半。
(それでもすごいけど)
相手を見極め、状況に応じた
投球が秀逸でした。
頭よさそうなピッチングだなぁ、と。


どこかプロに入らないかなあ。
スワローズに入ってくれたら、
全力で応援します。



さて、ゴルフ。



天候を読み、道具を準備し、
コースを研究する、段取りをする力。



空間を把握し、自分の動きが
道具に与える影響をイメージして
それを実行する力。



残りの距離と風、ライ、
球の角度、地面の硬さ、転がりなどを
計算する力。



身体特性や能力を基盤にしながら、
応用することが多くなる競技。



勝つ人、特に何度も勝ち続ける人、
上位に入り続ける人は、
その総合的な力に優れていると
思います。




この難しくも愛すべき競技を
引き続き追いかけていけたらと
思います。





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