PGAで出てくるショットの貢献度を実際にやってみました

2017年5月23日

ゴルフ 推薦図書

t f B! P L
何年か前からアメリカPGAでよく使われる
Stroke Gained(ストロークゲインド)という
数値。


ショットやパットの貢献度を示す指標として
よく使われています。



なんとか息子のラウンドに応用できない
ものかと考えてきました。



1年半ほど前ですが、元になっている考え方を
まとめた本を購入。























裏表紙も挑戦的。























エクセル使って記録するぞーと
張り切ってみたのは2015年9月。
当時のブログが残ってました。


ゴルフデータ革命


当時、続けてできませんでした。。。
理由は3つ。


・残り距離の記録が肝だけど、
子供だけのラウンドだと
振り返りが難しい

・集計はできるけど、比較対象の
データが入手しづらい

・苦労して集計しても、飛距離が
ないからマイナスばかりでつらい


最近までコースメモにはショットの
記録をつける欄があったんですが、
本番中はなかなか記録が難しい。。。


これは、当面課題。



今回、集計と飛距離の問題を解消できそうな
アプリを試すことにしました。


その名はGolf Metrics(ゴルフメトリクス)。


以前探したときは、いい感じのアプリが
見つからなかったんですが、1年半経って
出てきました。



























http://golfmetrics.com/


このアプリ、わかりやすくはありませんが
真骨頂は集計の自動化とデータ比較。


特に、データ比較はアプリならでは。
しかも、プロとの比較に加えてアマとの
比較やチームで比較する機能もあります。



これだけのデータ、無料なわけないよねと
思ったら、やっぱり有料。
そりゃ、そうだ。



早速、試します。
画面ショットを撮り忘れたので、
正確な料金は忘れてしまったけど、
今回は1ヶ月お試しで申し込み。


今回の請求額は1081円。
確か、8$〜9$くらいの価格が書いてあった
気がします。



とりあえず、1ヶ月試します。
年間は70ドルくらいだった気が。。。
どこを押しても料金の画面が
出てこないので、1ヶ月後にまた
確認してみます。



さて、今回は日曜のラウンドを入力して
みます。




























入力するのは・・・


・これから打つショットの距離
・打つときのライ(ティー、FW、
ラフ、グリーンなど)
・ペナルティーの有無


これだけなので、そんなに難しくは
ありません。


1番ホールはこんな感じ。






























ティーショットの残り距離は、その
ホールのヤーデージである401ヤードを入力。


問題はセカンド以降。
ここからは息子の自己申告。


フェアウェイから170ヤードのショット。
つまり、ティーショットを231ヤード飛ばして
フェアウェイに運んだことが確定します。


この時点で1打目のStroke Gained
(ストロークゲインド)が確定。


401Y(ティーグラウンド)からの平均スコア。
170Y(フェアウエイ)からの平均スコア。


この差分がポイント。
仮に401ヤードから4.5打で上がるのが平均と
します。


で、170ヤードのフェアウエイからの打数平均が
3.2打とします。


そうすると・・・


1打目 410Y Tea 4.5打平均
2打目 170Y FW 3.2打平均


4.5 - 1 - 3.2 = 0.3


というわけで、0.3打をティーショットで稼いだ
計算になります。


これが、Golf Metricsで自動的に計算されます。



それぞれのライ+残り距離のスコアデータが
大量に保持されていることに価値があります。


プロ・アマ問わず、世の中平均の数値を持っている
強さ。
データを持っている人が強い時代です。



息子のラウンド、全ホールやってみました。
比較対象のデータはスクラッチプレーヤー。
おそらく、アマチュアプレーヤーのことなのかな。































前半は0.7。
後半は-0.3。


合計で、0.4。


これだけだと、あまり深みがありませんが、
もう1歩進んだ分析ができます。
































例えば、ドライバー、アプローチ
ショートゲーム、パターそれぞれの
Stroke Gained(ストロークゲインド)。


今回のラウンドはパターで苦労したので、
如実に表れています。


さらにさらに・・・













距離ごとのショットの結果が出ます。
ここまで出てくると、何を練習すべきか
明確になってきます。


150~200ヤードは思ったよりいい数値。
スクラッチプレーヤーに対しては部が
よさそうです。



さらに、パター。





























パット数35だったパターですが、距離ごとの
結果が出るので、強化ポイントは明らか。


単位はフィートなんだろうなあ。
7フィート以上のパットが課題。

特に7-21フィートのパットは重点強化項目。



いやあ、いろんなことがわかるなあ。
これは追及しがいがあります。



冒頭に紹介したゴルフデータ革命。
その中に、今回紹介した概念が詳細に紹介されて
います。


久々に再読した方がよさそうです。
興味のある方、通読お勧めします。








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