でも、ゴルフを娯楽として楽しむ人口は減っています。
これは、世界的な動き。
人間の経済活動が進化して娯楽が多様化した結果、今までと同じ形のままでは他の娯楽に対抗できないことは自明なこと。
この問題が先に来ていたのはプロ野球。
大リーグに有力選手が移籍したこともあるけど、野球以外の選択肢が面白くなったから、相対的に野球の面白みが落ちたんだと思います。
毎日ゴールデンタイムにジャイアンツ戦を中継していたのはもう昔の話。
今は見たい人がCSでお金を払って見る時代。
一方で、観客動員は右肩上がり。
野球場に行ってプロ野球を観戦する人は増えてます。
これは、各球団の努力があり、プロ野球の看板を利用しながらそれぞれにローカライズできてきたからなのだと思います。
この辺のところ、参考になるブログがあったのでご紹介。
プロ野球の観客動員数の推移。視聴率や競技人口は落ちているが、動員はほぼ右肩上がり。
さて、ゴルフ業界。
いちジュニアゴルファーの父親でしかありませんが、心配でなりません。
変化が起きつつあり、いい方向へ行きそうな感じはあります。
女子ゴルフは、活況。
最近はちょっと美女押し、ミニスカ押しが過ぎる気がしないでもありませんが、ゴルフ場に観客を動員するという意味では成功していると思います。
何より、スポーツはライブが1番。
宮里優作選手会長の呼びかけにより選手の、ファンサービスが充実し始めた男子。
インターネット中継される試合も増えつつあります。
PGAっぽい演出を取り入れるチャレンジもありました。
今後もゴルフが持っている魅力を引き出す演出が充実するといいなあ。
娯楽としてのゴルフ、根本的な問題を感じます。
それは、時間がかかること。
会社帰りに野球を見ても、3時間。
せいぜい長くて4時間。
ゴルフは、最初から最後まで見ようとすると6時間、いや、7時間くらいか。
これは、結構、長い。
面白いことに溢れている現代社会で7時間まるまる空けられる人は、以前に比べて減ってるでしょう。
この問題に大きな1つの考え方を示してくれたのがヨーロピアンツアー。
賛否両論あろうかと思いますが、面白いチャレンジが始まりました。
1時間で終わる試合
観客が騒げる(盛り上がれる)
ナショナリズムの高揚
娯楽の一つとしてゴルフ観戦がしやすくなるフォーマットを提示してくれました。
それが、Golf Sixes(ゴルフシックス)。
試合は6ホール。
各国2名のプレーヤー。
サッカーが意識されているようで、予選リーグあり。
勝ち点制なので、6ホールは全部プレー。
ヨーロピアンツアーのHPで、その結果が記事にされています。
ゴルフシックスで明らかになった6つの事柄
動画を見ても、楽しそう。
こんな開催が日本でもあってもいいんじゃないかと思います。
あくまでもフォーマットの一つとして。
PGAでもペア戦が増えて、バリエーションも多くなっていくのかな。
業界全体が盛り上がるといいなと思います。
さて、我が家。
昨日は中学校が午前中で終わりの日。
ハーフラウンドに行ってきました。
今は、連戦明けでだいぶ仕上がっている様子。
今日のShot of the day!
ショットは総じて悪くない感じ。
ここからどうやって夏に向けて仕上げなおせばいいんだろうなあ。
今は、実力を上げる時期だし、あんまり気にしなくてもいいのかなあ。