プロゴルフの動向も気になります。
息子がプロを目指す、と言ったりすると
本気でその姿を想像したりもします。
現実的に、経済的に考えると
プロゴルファーというのはリスク高いし
決して割のいい職業ではなさそうです。
どの世界でもそうだと思いますが、
営業力、というか、自分自身が
有利な形で仕事にありつけるための
人脈やコミュニケーションが大事。
ツアープロであっても、実力だけではなく
サポートしてくれる人やスポンサーとの
つながりによって機会の多少が
変わってくることでしょう。
そんな中、気になるのは、
男子プロの賞金削減。
三菱グループがスポンサードする
ダイヤモンドカップの賞金総額が
1億円となり、優勝賞金は2000万円に。
賞金だけで生活するツアープロの方が
少ないでしょうから、
スポンサー契約などで賄うでしょうし
Youtube含め、情報発信を
お金にしていく動きも増えるとは思います。
一方で、ゴルフの人気は相対的に
下がっていっているような感じ。
特に男子。
ゴルフの世界は過去からのしがらみもあり
その根源は…
「遊び」としてのゴルフを
認めてもらうために「紳士」の
スポーツとして厳格なルールを設定して、
高級なものに仕立て上げた
ことにあるんじゃないかと
思うんですよね。
そうじゃないと楽しくてしょうがない
「遊び」としてのゴルフをやらせて
もらいづらい。
紳士のスポーツに仕立てることで
楽しいことをやりやすくした。
とも言えるかな、と。
だからこそ、ルールとマナーは大事。
でも、特に日本のゴルフ場では、
お作法が厳しすぎて、
気を使う場面が多くなってしまってるかなあ。
大人になった今となっては
ルールがあることはいいと思ってますが、
時々、ゴルフ場で怒られている人を
見かけたりすると…
あー、ゴルフ嫌いになっちゃうだろうな…
という思いを持ちます。
もうちょっとカジュアルな選択肢も
あっていいと思うんですよね。
格式高い場所はあっていいですが、
もっと気楽にやれる場所も増やす。
そして、トーナメントはもっと
ショービジネスの要素を入れたい。
娯楽が多い中で、ゴルフが選択される
可能性はどんどん低くなります。
一方で、本来の「遊び」としてのゴルフは
面白くてのめりこめるもの。
もっと多くの人がゴルフに
のめりこめる世界を作れたらいいのになあと
思います。
そういう取組をしてくださっている
動きは随所にあるので、コロナに強い
スポーツとして、盛り上がるといいなあ。
結構、今はゴルフ場混んできているし
感染症に強いスポーツとして
認知も広がってきてると思われます。
いい機会かもしれません。
そして、マスターズ。
松山選手の活躍がゴルフの盛り上げに
つながるといいなあ。
ゴルフをやり始めた人だからこそ
その凄さが理解できるようになるのでは?と。
そして、石川遼選手を見て育った
世代が活躍し始める時。
その芽を摘まずに、応援したい。
ここから5年くらい。
経済状態の悪くなった時に大改革が
できるように進んだらいいんだけどなあ。
今では考えられないような
面白い日本男子ツアーが作れるんじゃないかと
勝手に夢想しています。