高校野球の球数制限とジュニアゴルファーの打撃制限

2020年1月12日

考え方

t f B! P L
高校野球の世界では、球数制限が
ルールになっていきそうです。



昨年のニュースなので、
この春の選抜から制限が
始まるということになります。



高野連、球数制限導入を承認 来春から「週500球」




1週間で500球。
野球のボールを全力で投げること。



力がついてくればくるほど、
負担が大きくなります。



肘や肩、手首など、
負担のかかる箇所は多い。



賛否両論ありますが、
我が家は、制限に賛成派。



むしろ、もっと制限をした方が
選手を守れると思います。



ダルビッシュ投手の意見は
賛同したくなるなあ。



ダルビッシュ有が否定する日本の根性論。「根性論のないアメリカで、なぜ優秀な人材が生まれるのか」



その他にもいろんな記事が
出ていますが、論理的なのは
制限派のような気がします。



<サンケイスポーツ>
桑田真澄氏、高野連の球数制限バッサリ「小手先の改革」

<ダイヤモンド>
高校野球で「投球数制限」来春選抜から実施へ、甲子園は公立の不利が加速

<日刊スポーツ>
「投手1人では勝てない時代」球数制限に各監督反応

<ゲンダイ>
投げすぎで散った悲劇の投手…春夏連覇の名将が語る「球数制限」問題

<日経ビジネス>
改革に踏み出した高野連 投球数制限は日本の野球を変えるか

<Number>
高野連が示した球数制限の新規定、 「1週間で500球」は問題ないのか?



現場の気持ち、弱者から
してみれば、練習も試合も
投げざるを得なかったり、
投げたかったりすることも
あると思います。


それは勝ちたいから。
勝つために、練習をする。



うちの息子も、勝ちたくて、
練習場で600球打ったり
したこともあります。


暗くなっても、アプローチを
チップインするまで帰らない
という根性を見せることも
あります。



そんな気持ちを聞けば、
付き合いたくなる気持ちにも
なります。



なので、球数制限が
選手を守るためには
論理的だし、我が家も
その意見に賛成であるものの
なかなかバッサリいきづらい
ところではあります。



高野連では有識者会議が
開かれており、議事録が
公開されています。


最新の議事録はこちら。


投手の障害予防に関する有識者会議(第3回)の開催



宇津木妙子(日本ソフトボール協会副会長)
岡村英祐(弁護士)
川村 卓(筑波大野球部監督)
小宮山悟(早稲田大野球部監督)
田名部和裕(日本高野連理事)
土屋好史(日本中体連・軟式野球競技部専門委員長)
冨樫信治(新潟県高野連会長)
中島隆信(慶應義塾大教授)
正富 隆(整形外科医)
百﨑敏克(佐賀北高野球部元監督)
山﨑正明(高知県高野連理事長)
渡辺幹彦(整形外科医)
渡辺元智(横浜高野球部元監督)



大事な議論がされているように
思います。



一方で、議事録とは言いながら
どなたの発言かがわからない形式。


そして、なんとなく総量500球の
結論があらかじめ決められていた
のかなと思うような流れ。


さらに休養日などの議論は
決められないので改めて、と。


もうちょっとオープンな方が
理解が進むような気はします。


いい枠組みを作っていただいているし
これまでの慣習を変えて、
あるべき姿を議論するいいタイミング
なので、引き続き前向きな
議論をお願いしたいところですが。。。





ジュニアゴルファーはどうだろう。
ゴルフの世界も根性論は目立ちます。



ゴルフの場合は、1ラウンド
18ホールでParは72。
そのうち30前後はパター。
フルショットは30回前後かな。



そういう意味では、1ラウンドでの
インパクトは野球の投手ほどは
ないのかもしれません。


野球やサッカーをやっている人から
してみたら、ゴルフの運動量は
甘すぎるように見えるでしょうね。。。



どちらかというとゴルフバッグを
背負ってラウンドすることに対する
負担の方が議論の対象なのかも。



負荷のかけかたをどのように
していくのか?
体を強くするために必要な負荷を
意図的に、望ましくかけるために
ゴルフバッグを担ぐことが
有効なのか?



まだ、議論の余地はありそうです。



あとは、練習の時の球数かな。
どういう球をどういう打ち方で
何球打つのか?


力の弱い小学生の頃は
あまり気になりませんでしたが、
中学生になり、力もつき、
固い地面の練習場で
重くてしならないクラブを
使って打つのは、より怖く
なってきました。



そんな中で、我が家の気づき。


フルショットの練習って、
実はそんなにいらないのかも。







以前は韓国選手が1日1000球打つって
よく話題になってたけど、どういう
球を打つかが大事かもしれないですね。



1000球のうち、短いアプローチや
ドリルを多くやっていたら、
フルショットは100球も
打たないかもしれません。



1000球の中に、パターも入れたら
実は、そんなに体に負担を
かけないのかも。



いや、むしろ、不自然な形で
長時間いることの方が負担かな?



たぶん、1000球フルショットなんて
しちゃいけないだろうな。



やっぱり体が壊れる気がする。



練習量の多さが上達につながる。
それは否定しません。


多分、どこかに適正な量が
あるんでしょうけどね。



右打ち、左打ち。
ドリル。
短いアプローチ。
パター。



いろんなバランスを取りながら、
多彩な練習をしておくこと。



ストレッチやランニングも
大事なトレーニング。



ゴルファーがゴルフだけ
やっていても、行き詰る
感じはします。



だからこそ、ゴルフにも
自主的に球数制限をしても
いいのかもしれないですね。



我が家は、球数制限派。
今は、受験への準備があるので
より球数打ってませんが。。。



最近は1回の練習で、
フルショットは
50球くらいじゃないかなあ。



あとはドリルとアプローチ。
ショートゲームに多くの時間を
割いている感じです。



できるだけ球数少なく
感性を研ぎ澄ますためにも
動画や機材の利用は必須だと
思います。



この件は、もうちょっと時間使って
じっくり調べたいなあ。



スポーツをする中で、
練習と体への負担と
将来への自己投資と。



そこにもゴルフに取組む意味を
もっと見出せる気がしてます。





↓↓↓こちらからジュニアゴルファの最新情報へ
にほんブログ村 ゴルフブログ キッズ・ジュニアゴルファーへ



QooQ