スポーツの世界で活躍している人。
見ている側からすると、どうしても
その裏側に何かのストーリーがあることを
期待してしまいます。
他の人はやっていない何かに
取組んでいるんじゃないか、と。
パパは、そういうスポーツ選手の
裏側的な特集されているテレビ番組が
大好き。
アスリートの魂とか
バースデイとか
プロフェッショナル仕事の流儀とか
情熱大陸とか
欠かさずとは言えませんが、
そこそこ見てます。
なんとなく共通しているような
気がする、多くの人が期待する
ど根性ストーリー。
韓国のジュニアゴルフで言えば、
1日1000球打つ、とか。
坂田塾が特集されたテレビ番組で
過去に取り上げられたりして
「だから韓国にはかなわない」
理由の一つとして、広大な練習場で
人生を賭けた親たちが大金をかけて
子供が1日1000球打つというストーリー。
そんなことできないよなあ、と
見ている側が思った時点で勝負あり。
1日1000球打つことが絶対的な
正解ではないはずなんですけどね。
親が人生かけてゴルフに取組むってのも
みんながそれをする必要はないわけだし。
身の回りでできることがあるし、
ゴルフというスポーツの楽しみ方が
一面的になっちゃう気がする。
タイガーウッズが3歳からゴルフを
始めた、というストーリーと
8歳で世界ジュニアに勝ったという
ストーリーもわかりやすい話。
なので、幼少期からゴルフを
始めていることと、世界ジュニアで
勝つことが日本でも強力な
ストーリーとして語られがち。
タイガーウッズよりも早い、とか。
物心ついたらクラブを握っていた、とか。
テレビで特集されるストーリーの
中で子供の為に練習場を作ったり、
ど根性の練習をするストーリーも
語られます。
ゴルファーに興味を持ってくれる
ストーリーとして「つかみ」には
とてもいいので、引き続き
頑張って欲しい幼いゴルファーたち。
見ていると応援したい気持ちになります。
そんな感じでファンが増えるといいなあ。
その延長線上で、いろんなプレーヤーの
個性に日があたるといいなと思います。
テレビで特集されているジュニアたちの
ストーリーがあるので、子供が
ゴルフをやっている、と言うと、
「庭に練習場があるんですか?」
とか
「1日何百球も打つんですか?」
とか
「将来稼げるようになったらいいですね」
とか
言っていただいたりします。
いやいやいや、うちはそこまで
できないんで・・・・。
と、答える時もあれば
そもそもプロゴルファーは
4000名いてですね・・・。
と、業界の厳しさを諭すこともあれば
本人が好きなのでやらせてまして・・・。
と、親のエゴじゃないよアピールを
してみることもあれば、と
相手とシチュエーションによって
答え方を変えてます。
我が家の場合は、本人の気持ちに
任せて、やりたいようにやらせること。
悔しい気持ちに対してどれくらい
努力するとどれくらいの結果が
出るのかという距離感そのものを
計ること。
それ自体がゴルフをやっている目的なので
ど根性ストーリーにはなりづらいかな。
だから、テレビで特集されても、
きっと面白くもなんともない。。。
我が家にとって、勝つことは
結果への距離を計るものさし。
それ自体が目的ではないのが
我が家の考え方。
負けたら悔しいし、
勝ちたい気持ちも強いけど、
そのために何をどれくらい
頑張ればいいのか、
その距離を計れればいいかな。
そう思ってます。
大人になる過程で、
実現不可能な、夢のような
絵空事は言わなくなる。
ある意味当然だけど、
子供らしさを失う寂しさでも
あります。
一方で、自分の力で勝ち取れるものは
掴みとっていって欲しい。
ジュニアゴルフは自分のやったことが
そのまま跳ね返りやすい。
とてもいい題材です。
引き続き、息子の頑張りを
見守っていきたいなあ。
さて、息子。
中間テストは、順調みたい。
今日でテストも終わり。
早速今日から練習再開のようです。
相模CCにてテスト明けの練習を開始。
明日はゴルフネットワークの
解説をされたりもしている和田さんの
ところへ初めて伺います。
ニトリレディースの1番ホール中継の
解説を聞いていて、体のつくりと
スイングタイプを的確に解説されている
ように聞こえたので興味を持ちました。
息子にはどんな刺激があるかなあ。
楽しみです。
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