ゴルフに取り組んでいる中学2年の息子。
5歳から始めて、8年経ちました。
最初はあまり熱心なジュニアゴルファーでは
なかったですが、いろんな出会いが
あってここまで来ました。
大人も子供も、息子は刺激を受けた
相手からいろんなことを吸収して
きました。
直接的、見た目をまるまる真似することも
あれば、今まで見たものが組み合わさって、
グルグルと本人の頭の中で回った結果、
オリジナルが何なのかわからないことも。
一見新しく見える行動も、何かの影響を
受けたものだったりします。
日々、また、新しいものを取り入れていき、
その過程で過去に始めたことが取捨選択されて
消えてなくなっていったりします。
吸収して、組み合わせて、何かを捨てて。
徐々に息子のオリジナリティーに
仕上がっていきます。
比較的修正能力が高いと思われる息子。
直されるとある程度早めにできるように
なります。
その代わり、練習していくと、体の調子や
隣の打席のプレーヤーから無意識に
吸収してしまって、徐々にズレが
発生していったりします。
そこから、また、修正して、と。
迷わぬ自分を獲得するためにも、
多くの情報を吸収して、自分なりに
解釈して、オリジナルに仕上げていく。
親にできるのは、子供だけでは
作れない環境を作ることかな。
パパなりに、息子だけでは経験できない
体験を演出する努力をしてきました。
もっと凄いパパは、試合会場に行くと
他にいくらでもいます。
でも、自分の息子への愛情は誰にも
負けないわけで、それぞれの家庭で、
自分の子供を全力でサポート
してるように、我が家も取組んでいます。
勝てるか勝てないかはこの際置いといて、
他にないオリジナルな息子が
育っていくのを楽しんでます。
そもそもゴルフしている子供は少ない。
さらに、学校生活も全力で取組む
ジュニアゴルファーはさらに減る。
スワローズが好きで、ピアノ弾いて、
プログラミングにも興味があって、
だいぶオリジナルな感じ。
奇抜なことをしようというつもりは
ないけど、本人のエネルギーが出る
ことは何でもやらせたいなあ。
本人のやる気。エネルギー。
それが、吸収力を呼ぶ。
夢中で取り組んだことが最も身につく。
真似してるうちに自分の動きに
なっていく。
オリジナルとのつながりが
わからなくなるくらい熟成されたら
自分のモノ。
それを真のオリジナリティーと
呼ぶつもりはないけど、
多くの努力をした結果、
獲得できた自分の確信になればいいな。
そもそも、本当の意味での
オリジナルなんて存在しないという説も
聞いたことがあります。
2ヶ月くらい前から、パターの
構えを変えた息子。
よく突っ込まれてます。
「そのカマキリみたいな構え、何?」
「打ちにくそうじゃない?」
「どういう意味があるの?
このオリジナルを知ったのは、
2年前に遡ります。
小学生最後の大会になった、
スポニチさん主催の
全国小学生ゴルフ大会。
そこで同組だった九州の選手。
前年夏の全国小学生ゴルフ大会を
制した上手な選手でした。
そのときにしていたのが、
この指の構え。
以前は、人差し指を伸ばして
パターに添えていた息子。
息子なりに考えて、人差し指が
悪さしてショートパットを
引っ掛けたりすると思っていたみたい。
試行錯誤の結果、今のこの
カマキリグリップに落ち着きました。
しばらくこれでいくのかな。
昨日は緑ゴルフコースを2周。
終わったら急いで帰ってお勉強。
疲れてきてるみたいだけど、
乗り切ったら強くなれるはず。
さあ、ここから2週間、がんばれー。
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