メンタルタフネス獲得に向けた3つの壁

2017年9月5日

ゴルフ 推薦図書

t f B! P L
スポーツで実力を発揮しようと
思ったときに、大きく影響するのが
メンタル。



特に、挫けそうになったときに
対抗するメンタルタフネスがあれば、
勝負をかけた場面で前向きに
なれます。



そんなわけで、スポーツ心理学の古典
「メンタルタフネス」を
引っ張り出してきたパパ。



著者のジムレーヤーさん。
テニスプレーヤーとして活躍した後に
スポーツ心理学の研究を進めて、
HPIという研究所まで作られたそうです。



https://www.jjhpi.com



今でも研究所は人気のようで、企業の
研修でも使われるとか。



5000$かかるらしいですが、満足度は
恐ろしく高いらしい。。。



いつか行けるかな。。。




さて、メンタルタフネス。



レーヤーさんが定義したのは


リアルセルフ
パフォーマーセルフ


という2つのセルフ。



この2つのセルフという考え方は
インナーゴルフの中でも出てきますが、
少し性質が違いそう。



リアルセルフは本来の自分。
体が疲れてたり、気分が悪かったり、
実際の自分が感じている状態。



一方のパフォーマーセルフは
スポーツの試合で演じるべき理想の
自分。



リアルセルフの状態が悪いと
パフォーマーセルフに影響するので、
リアルセルフの状態を如何にして
良くしておくかは重要なこと。



よく睡眠取ったり、怪我を防いだり、
痛いところは直しておく。



そうするとパフォーマーセルフが
演じるべき自分とのギャップが
小さくなります。



ここまでの話でも頷けるんですが、
大事だなあと思ったのはここから。



パフォーマンスを上げるためのマインドを
的に例えて3つの状態を説明しています。



的の真ん中が十分にパフォーマンスを
発揮できる理想の前向きな精神状態だと
します。




的の中心の前向きな状態になりたいけれど、
試合に勝ちたい気持ちが強すぎたり、
負けたときの辛さを避けるために
人は防御壁を作ります。



ます、1つめの防御壁。
的の一番遠いところに精神を置いてしまうのが
「あきらめ」という状態。

別にゴルフ好きじゃないし。
試合に勝ちたいわけじゃないし。
風が強いし。
距離が長いし。
ラフが長いし。



様々な言い訳でパフォーマンスを
出せない状態に自分を持っていってしまう。



この状態は的の中心から最も遠いようです。



「あきらめ」よりもひとつ内側なのが
「怒り」です。


挫けそうになったときに怒る。



誰がこんなピンポジにしたんだ。
前の組のプレーが遅い。
目土してないやつがいる。



怒ることは諦めるよりは問題解決に
向かっているものの、的の中心からは
まだ遠い。



3つめ、的の中心に最も近づく状態が
「ビビる」ということ。



本の中でも訳者が「ビビる」と
表現していますが、あと一歩で
前向きな状態になれるのが、
ビビってる状態のようです。



池に入ったらどうしよう。
ボギーが止まらなくなったらどうしよう。
予選落ちたらどうしよう。



「ビビる」状態を克服してこそ
前向きな状態を手に入れられる。



ビビってる息子を見ると、つい、
ビビってんじゃねえよと言いたく
なりますが、ここはグッと我慢すべき
なのか。。。



的を例えにした3つの状態。
非常に参考になりました。



さて、では、どうやってメンタルタフネスを
獲得するのか。



まずは25項目のチェック項目で診断。
さらに、30日間のトレーニングプログラム。



結構具体的な方法論も書いてあります。
見よう見まねでやってみようかなあ。




中間テストを終えたら、秋のメインテーマ
としてメンタルタフネスの獲得に取り組もう
かな。



10月のパピポ月例会も申し込んだし、
実践の場もできました。
JJGAは申込み間に合わなかったので、
鹿沼あたりでウエイティングしようかなあ。



今週は土曜日にマルマンフィッティング
アリーナ→東京ドームへ。
ようやく今年初の野球観戦。
スワローズは最下位に沈んでますが。。。
まさか「あきらめ」の状態なのか。。。



日曜は横浜市ジュニアスクールへ。
エネルギー充填のため、映画でも見ようかな。
関ヶ原もやってるし。




スポーツマンのためのメンタル・タフネス
by カエレバ







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